先日よりエレキ付き表差し舵の軽量化をやっていますが、完成し船体に取り付けてみましたのでご紹介します。
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シンプル化のため余計な機能は除けてますが、表差し舵の向きについて手動ですが少しだけ左右に傾けて入水できるようにしたいので、水平回転ロックのためのフランジの穴を2つ増設しました。
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3つの穴の左から、左向きに約15度、直進、右向き約15度に進行方向固定可能になります。ピンボケ写真ですみません。
フランジはステンレスで厚みが10mmあり、しかもφ12mmの穴が必要で、普通のドリルではチャックが10mmのため開きません。
しかしこの前、コンクリートアンカーの差し筋用穴開けに入手してあったマキタ振動ドリルが使えました。チャックφ13mmまで可能で、コンクリート穴開けには苦戦しましたが、今回これが役に立ちました。
勿論振動機能は使わず、小さいドリルの刃から徐々に大きい刃に替え、回転数可変(トライアック)で回転数を下げて何とか開けることができました。古いドリルですがパワーも十分です。
表差し舵部分もFRP再成形いたしました。
![](https://toshitai60.com/wp-content/uploads/2020/03/erectricrudder01-300x225.png)
裏側に発泡板をマスキングテープで貼って、片面側からガラスマット1枚とクロス1枚で計2枚で成形しています。
FRP自体は薄くて軽いですが、元々枠の強度が十分あるので曲がったりはしません。
![](https://toshitai60.com/wp-content/uploads/2020/03/erectricrudder03-300x225.png)
さらに白のトップコートを塗布して完成です。
![](https://toshitai60.com/wp-content/uploads/2020/03/erectricrudder04-300x225.png)
両面とも多少凹み模様ができていますが、水圧を捉えるにはこの方が良いのかもしれません。
さて、全体を組み立て船体に取り付け、試運転いたしました。
まずは舵の上げ下げ、うまくいきました。
この上下模様は以下Youtube動画に取りましたので以下をご覧ください。
次はいよいよ海に出て試運転いたします。随時公開いたしますのでご覧ください。