エレキ付き表差し舵緩衝装置の改良検討、圧縮バネを使い戻り力をつける

今日も雨で、九州熊本では大変なことになっていますね。幸いこちらは大丈夫です。

さて、先日よりエレキ付き表差し舵の緩衝装置の改良を検討していましたが、おおむね方向が決まりましたのでご紹介します。

エレキ付き表差し舵の緩衝装置は、波の力により船体がローリングすることによりシャフトが曲がるのを防ぐ目的でしたが、回転して良いのですが、船が停止しても傾いたままで、エレキの重力だけだと元に戻りません。これだと意味がありません。

ある程度回転した時、元に戻るような仕掛が必要です。

そこで強力な圧縮バネで元に戻すように考えました。


ここで圧縮スプリングの選定が問題。結構強くないと大きな力がかかると思われます。
そこで計算してみます。

結論:
てこの原理でバネ設置位置が近いので、結構大きな力が必要になりますね。
バネ設置位置を離すといいのですが、今度は回転角度が小さくなりますので、回転が止まりシャフトに大きな力が加わり緩衝装置の役目が無くなってしまいます。
結局、上図の選定の圧縮バネでは最大20Kgの力が出せそうなので、少しは戻せるかなと思います。、実験してみるしかないかな。。