表差し舵にエレキをドッキングさせるその6、シャフトスライド部分の作成

表差し舵にエレキをドッキングさせるその5、シャフトスライド部分の作成
寒くて工作もままなりませんが、何とか進んでいます。
今日はシャフトスライド部分を作成しましたので紹介します。
流し釣りでは釣りポイント移動の時、表差し舵とエレキを海面
から上げなければ高速で移動できないので、遠隔で出し入れさ
せる必要があります。
図のように上部をウインチで横に引けば、シャフトが傾き、かつ
スライドするように作成します。以前と変わらない方法です。
海面に降ろすとシャフトと支持部分とで3角形を作り、90度
を保つようになりますが、下からエレキの推力が加わると3角形
がくずれてしまいます。
そこでシャフトをロックする機能を追加しました。
これがシャフトロック用の爪です。
穴あきLアングル材をカットし溶接して成型、爪の部分は
何度か溶接で継ぎ足しては削りを繰り返して高さ調整しました。
下写真のようにシャフトに付いているフランジを爪で挟み、
上に移動できないようにしています。
このロック用爪はフランジを挟んでいるだけですので、シャフト
の水平回転は自由に回り、上移動のみ制限できます。
勿論シャフトを上げる時、ロックを解除させる必要があり、
てこの原理で下部を引けば上部が外れるようになります。
支点と力点が近いので、少しの移動で上部を解除できますが、
少し戻りバネの力が強いので、ソレノイド使用予定ですが
引く力が少し必要で調整が難しそう。
次に水平回転部分です。
ウオームギアの直線移動部分にシャフトロック部分とバーで
接続しており、ウオームギアによる直線移動をシャフトの回転
に変換しています。回転範囲は45度くらいです。
シャフト支持棒を取り付けてトライアングルが完成。
支持棒は19mmパイプを使用しています。
溶接を多用していますが、取り替え必要なところはビス止め
をしています。
次回からは上部制限ロック部分の電磁ソレノイドの取付調整と、
ボートのローリング対策用緩衝機能の作成をいたします。

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