エレキ付き表差し舵の緩衝装置改良、圧縮バネを付けました。

エレキ付き表差し舵の固定してい部分の緩衝装置について、圧縮バネを付けて改良しましたので紹介します。

圧縮バネは前回ご紹介したものと同じものです。ステンレス製です。

  • ばね定数(N/mm):7.865
  • 荷重時高さL1(mm):35.3
  • 巻数(巻):9.5
  • 許容荷重(N):202.02
  • 自由高さL(mm):61
  • 線径d(mm):3.2
  • 密着高さ(mm):30.4
  • 外径D(mm):28
ローター側とステーター側にこのバネを片側2個づつ挟むので計4個購入することにしました。
バネでもこのくらいになると結構値も張ります。1個1000円前後です。

ステーター側スプリング固定金具

6mm厚のLアングル材にM12ボルトを溶接し、スプリングの固定、ガイドに使用します。勿論オールステンレスです。

金具は2本のM12ボルトに通して固定、脱着可能としました。

ローター側

スプリングを固定する金具は、Lアングル材で直接ローター側(φ100mmフランジ)に溶接して固定しました。
スプリング固定位置にはφ22mmのステンレスニップル材をカットして溶接して固定しています。

スプリングを挟んで、ステーター側金具を押さえてボルト固定します。大きめのワッシャも入れてます。

完成です。


可動範囲(角度)はある程度制限されますが、大体最大±20度くらいでしょうか。
バネが片方2本づつ入っているので、かなり強力にはなりました。上から体重かけて押してみると少し動きますが、かなり硬いです。

実際にエレキを付けて使ってみないとわかりません。
要するにエレキ付き表差し舵のシャフトがローリングによって曲がらなければOKです。