スターンレール自作開始。ロール式ベンダーでステンレスパイプ曲げ、溶接も。

スターンレール自作開始。ロール式ベンダーでステンレスパイプ曲げ、溶接も。
前から気にかかっていたのですが、マイボートUF20の後方から
左舷より前に移るとき、転落防止用の手摺(サイドレール)が
ないため、転落しないかと不安がありました。
そこで、ステンレスパイプを簡単に曲げられる、ロール式
ベンダを入手し、溶接機もあることから自作することに
しました。
まずはサイドレールより難しい、船尾の安全確保のための
スターンレールからいきなり作成開始することに。。
こちらの作成の方が面白そう??
まずは現地で採寸、ダンボールに船尾の型取りをしました。
katatori.jpg
ダンボールを持ち帰り、貼り合わせてボート船尾部分を再現
します。
さて、パイプを曲げる方法は色々あるようですが、手動ロール
式ベンダが手頃で、比較的綺麗に曲がるようでしたので購入
いたしました。
この半円の周りに、パイプを巻きつけるように曲げます。
パイプを曲げているところです。
曲げるにはかなり力が入ります。台座をしっかり固定しないと
だめです。
固定した木製の作業台では軽すぎて、足で押してなんとか曲
がった。
固定部分に少し傷が付きますが、まあまあ綺麗です。
Φ22mm 1.5mm厚のステンレスパイプ2ヶ所曲げて、
ついに腰にきました。
そこで、車のジャッキを利用してバーを押すことに。
一気に90度までは曲げられませんが、少しずつジャッキを
固定する位置を変えたり、台座を回転固定し、曲げました。
ジャッキを回すのが煩わしく、遅いですが、非常に楽です。
4M長1本から手摺部分を作りますので、曲げるところは
4カ所になり、ロール式ベンダは曲げる方向が一定のため、
曲げる順番を間違えるとかなり困難となりますので、事前に
針金等を曲げて順番を確認しました。
が、しかし、1カ所曲げ始めの位置を間違えてしまいました。
一旦曲げると元には戻らないので、仕方なく左右非対称
のレールとなりました。ま、これもご愛嬌、手作りの良さ?
と思うしかありません。
次は36Vバッテリー溶接機によるアーク溶接です。難しかったです。
低電圧用ステンレス溶接棒Φ1.5mmを使用しましたが、
1.5mm厚のステンレスパイプ同士の溶接がこれまた
穴が開くわ、ピンホールが出来るわ。。難しい。。
穴に溶接棒の芯のみ入れて、上からさらに溶接で溶かします。
何とか塞ぎました。。ほ。。
穴埋めして結局盛り溶接となって、グラインダーで整形。。
何とかレールの形になり、第一段階が終了しました。
真ん中の支え棒は溶接後は不要です。
このままでは左右に弱いので、次回はさらにΦ25mmパイプ
で追加補強いたします。
まだまだ続きます。出来上がりが楽しみですね。

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