サイドレール完成しました。簡単そうで実は難しいです。

サイドレール完成しました。簡単そうで実は難しいです。
今週もスターンレール作成に続き、サイドレール作成開始しました。
構造は簡単で曲げて溶接するだけですが、これがなかなかでした。
完成の写真です。
saidrail201502.jpg
まずΦ22mm 1.5mm厚ステンレスパイプをカットし、
手摺の部分の両サイドを曲げます。
足の部分は少し長めに3本カットして、溶接します。
全体の寸法は、長さ180Cm、高さ40Cm、足3本と
しました。
UF20の船内の乾舷高が42cmなので、レール高は40Cmで
あれば82cmで、ちょうど腰の高さになり安心です。
しかしレール高が40Cmとなると、横の力が加わった時、
揺れないように、しっかり固定する必要があります。
足のベース板は少し大きめで50mm×65mmでΦ5、M5
ネジ4本で固定するようにしました。
ベース板は厚さ3mmのステンレスをグラインダーでカット
いたしました。
勿論船体側のFRPがしっかりしていないと、意味ありませんが。
足の部分のパイプは少し長めにカットして、後でベース板を
付ける時に揃えるようにしました。
いざ溶接すると溶接部分が収縮して、かなり歪み発生しました。
ベース板も溶接しましたが、このとおり歪んでしまいました。
かなり歪んでいます。
歪をとるのに、熱して冷ます方法があるそうで、やってみま
したがなかなか効果なく、結局ハンマーで叩いて補正いたしました。
溶接して足が付くと、手摺部分はロール式ベンダの固定穴に
入らないので、ベンダを急遽改造、固定部分を取っ払いました。
台に木を固定し、木とロール部分にパイプを挟んで曲げます。
これで何とか微調整でき、ほぼ直線になりました。
溶接を何回もやると、そのたび収縮しますので調整が難しく
なります。
さて、磨きを入れてなんとか完成しましたが、不満だらけです。
しかし素人では、道具も少ないなかでこのレベルが限界かも。
次回は船体に取付いたします。

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