スターンレール完成まで、あとわずかです。アーク溶接も慣れてきました。

スターンレール完成まで、あとわずかです。アーク溶接も慣れてきました。
まだまだ寒い日が続きますね。今週もスターンレール作成の続きです。
今回スターンレール作成は単なる安全のための手摺以外に、
スパンカーの支柱と接続して支える意味もありますので、
左右、上下に動かないよう強度が必要です。
そこで、このように上下2重に補強追加します。
paipebender0130.jpg
下側はΦ25mm 1,5mm厚のステンレスパイプを曲げて
補強します。
いよいよ溶接開始です。
今日もバッテリー溶接機が活躍しています。
二重部分の縦接続パイプはΦ19mmを使用しています。
やっとアーク溶接にも慣れてきました。
うまくいっています。程よく溶け込んで、なめらかです。
少し要領が掴めた感じです。
まずはいきなり溶接棒を溶接個所に直接あてるのではなく、
捨て金属板にアークを飛ばして、溶接棒の先端を熱くして
おいて、それから溶接個所に持っていくと、うまくアークが
連続します。
これが捨て板です。
不要なアルミ板を溶接個所の近くに挟んでいます。
また溶接棒を離し過ぎず、突っ込み気味に持っていくと
うまく溶けてビード連続し溶接出来ました。
1.5mm厚の薄いステンレス同士の溶接ですので、点付け
を連続して行います。Φ1.6mm溶接棒を使いました。
しかし1,6mmは芯が細いため消耗が激しいです。
ロスは少しありますが、1カ所に2本ぐらい使ってしまいます。
さてこれで補強部の溶接も完了しました。
二重部分の中心に上から全体重かけて乗ってみましたが、
びくともしませんでした。強度が出ましたね。
さてあとは船の接続ネジ固定部分の板を貼りつければ完成
ですが、美観上、溶接部分の研磨、バフでの鏡面仕上げにも
挑戦したいですね。
まだまだ続きますよ!

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