カメラリモコン遠隔回転制御装置のスリップリング作成

カメラリモコン遠隔回転制御装置のスリップリング作成
今日は先日から考えていましたカメラリモコン遠隔回転制御装置
の作成の続きで、スリップリング作成しました。
カメラをモーターで回転させると、カメラのソレノイド制御用電気コードが
よれて、回転の邪魔をします。そこでスリップリングという接点で
接触回転させることで、よじれがおきなくなり、360度以上永遠回転できます。
まず材料は、絶縁できるパイプで、水道管塩化ビニールパイプのVU16mm
とVU25mm継手で作成することにします。接点は25mmステンレスパイプ
とステンレス鋼線(細)を使います。ステンレス鋼線は釣りで使う天秤
作成のための余ったものです。
まず、リングのステンレスパイプ25mmを幅10mmで輪切りに4個(4回路)
カットします。
このリングに銅単芯線を半田付しておきます。
slipring022.jpg
16mm塩ビパイプに縦溝を入れて、そこにリングを通します。
あいだにタイラップをかまして上下に接触しないようします。
タイラップは溝の内側に凸を入れるように輪を作ります。
4回路のステータが完成しました。
銅単芯線は短かったので、途中で複線に接続しました。
次にローターをVU25塩ビ継手で作成します。
VU25継手にロータのリング幅に合わせて横溝を作り、そこにステンレス
鋼線(細)を入れてビスで止めます。
1リングに対して2つの鋼線を対向して接触するようにしています。
1回路接点毎に位置をずらしました。
鋼線は少し中で膨らむように曲げています。
この鋼線とステンレスリングが回転接触します。
ロータの完成です。
次にローターにステータを入れてスリップリング完成です。
上下に塩ビパイプ継手(16mm/25mm変換用)の25mm部分を一部
カットし付けており、ローターが抜けないようにしています。
中心のステータの周りに、外側のロータが回転するようにします。
ロータを回してみましたが軽く動き、接触もバッチリです。
次回はいよいよこれにモータを接続します。
乞うご期待ください!

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