新しく刺身包丁を研ぎ直ししてみました。

新しく刺身包丁を研ぎ直ししてみました。
今日は新たに刺身包丁を入手し、研ぎ直ししてみましたので
ご紹介します。
新調といってもヤフオクで手に入れた中古ですが、堺の刃物で
本格的な物のようです。
研ぐ前の状態です。
sashimihoucho1.jpg
錆が少しありますが、刃の欠けなどはありません。
しかし刃先が少し丸くなっており、このままでは切れません。
早速研ぐことにします。
その前に研ぎのノウハウをネットで調べてみると、沢山情報
がありました。
そのなかから研ぎ桶を作ってみました。

これはなかなか使い勝手がいいですね。
砥石を水に浸しておけるし、水の重さで台が安定しています。
次に砥石を平面にします。
今までの砥石は凹んだままでしたので、コンクリートに擦り
つけて平らにします。
おおむね平らになったら、砥石どうしをすり合わせします。
平面になりました。これで砥石の準備完了。
まずは包丁の錆を取ります。
市販の台所用研磨剤を耐水ペーパーに付けて擦りました。
錆が取れたところで、いよいよ研ぎの開始です。
まずは荒砥から。
写真は左手はカメラを持っている関係で片手になっていますが、
左手で刃を押さえます。
砥石はあらかじめ水に浸して置いています。
常に砥石は平らにしておくことがポイントで、刃を研ぐのと
並行して砥石も研ぎます。
荒研ぎ完了。
いい感じに刃紋が浮かんできました。綺麗ですね。
次に中砥、仕上砥を経て完成です。
見違えるようになりました。切れ味も抜群です。
ついでに自分の手も切ってしまいましたが。。
 研ぐときは手が滑らないよう、注意しましょう。
また削り粉が手のしわに入りこみしばらくは取れません。
ゴム手袋すると手の感覚が鈍るので、仕方ありませんね。
さて次回はこの包丁でブリを刺身にしたいですね。
しかし今年はブリが遅れています。。心配です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする