マイボートのソーラーパネル使用した効果について


コロナといえば太陽、サン、ソーラーですが、何と太陽光でウイルスが不活性化するなんて話も?とにかく今は不要の外出自粛ということで今日はマイボートUF-20に載せているソーラーパネルの効果について今までの検証結果を紹介したいと思います。

最初にソーラーパネルを設置したのは8年前で主エンジンDF50のバッテリー(95D31L)の充電用ということで、15Wのパネルを付けました。容量の大きいバッテリーですが、今までにバッテリーが上がったことは一度もありません。毎日頻繁に運転していればエンジンのオルタネーターから充電されるので、あまり問題にはなりませんが、月1とか釣行が少なければ、そのままだと自然放電でバッテリーが上がり気味になります。そんな人にはソーラーパネルでの充電は有効ですね。

主エンジンのバッテリーは大きいのですが、15Wという小さいソーラーパネルでも十分効果がありました。エンジンの使い方にもよりますが、自然放電ぐらいの補完は15W程度でも可能でしょうか。大きければそれに越したことはないが。

さて、問題は設置場所ですね。ボートの場合は取り付ける位置があまりない。マリン用の貼り付けるフレキシブルタイプならキャビンにでも載せられるのですが、チョッと割高。でも私の場合屋根(オーニング)がありましたのでここに付ければ問題ありません。設置状況はこちらの投稿から。
海外製の普通のソーラーパネルなら格安で付けれます。

さて配線接続ですが、ソーラチャージコントローラを介してバッテリーに接続します。パネルには接続コネクタ端子MC4が付いていますが、私は使わないで切って圧着接続し直ししています。圧着は確実に接続できると思いますが、取り外しはできませんね。切るしかないです。

現在の接続構成図です。
ソーラー設備については動画にして以下のYoutubeサイトに掲載してますので見てください。

 



動画サイトにも載せていますが、ここで接続で大切な注意点があります。接続順位です。
①まずバッテリーとソーラーチャージコントローラを接続する。
②次にソーラーパネルをバッテリーに接続する。
この順番を守らないと、うまくソーラーチャージコントローラが動作しなくて、最悪故障することもあります。一度やってしまいまして、コントローラをダメにした事もあります。特に激安のコントローラだと保護機能がないため故障します。特に電源の配線には接触不良をなくすことが重要です。
また、取り外すときはこの逆になります。要注意です。

最近では安いフレキシブルタイプの性能も上がってきており、いいと思うんですが、バッテリーのソーラー充電必要な時間帯はエンジン停止中で陸揚げした時などで、盗難防止の観点でいえば結局、固定するタイプの方が良いと思います。
フレキシブルタイプでも4隅にボルト穴が開いているタイプだと固定できるのでいいと思います。
エンジンのバッテリー上がり防止だけなら出力10W~15Wで十分かなと思います。

私の場合100Wソーラーパネルも積んでいますが、これはエレキモーター用バッテリー充電のためで、できるだけ大きい出力が必要です。オーニング上に載せるにも限界があることから100Wにしています。

エレキモーター54Lb12V用では通常およそ10A~50Aぐらいまで連続で使うので、平均30Aとして連続2時間使用し60Ahでバッテリーが限界になります。

現在、LONGのWP50-12(50Ah)のバッテリーを使ってますが、ソーラーパネル100Wの最大出力が5Aなので少しでも補完できれば連続2時間ぐらいは使えると思います。その後満充電までに10時間必要ですが、天気が良くても3日ぐらいかかるかな。今後様子を見ながらソーラーパネル出力150Wぐらいまで増強も考えていきます。

その他、24V50Wのソーラパネルも載せていますが、これは38B19Lバッテリー2個直列で充電しています。魚探Garmin EchoMap73Dvとウインチ12Vの負荷をそれぞバッテリー2個別々に使用しています。別々に12V充電してもいいのですが、もうソーラー載せる場所がないことから2個直列24V充電しています。

あと注意すべき点はバッテリー出力電圧で、充電時に14Vを超える時もあり、魚探などの入力電圧がシビアで保護回路がない機器は、故障になる可能性もあることから、12V制限機器(12Vリミッター)を付けています。12V以上には出力電圧は上がりません。これで安心です。
12Vリミッターについての検証は、こちらの動画から