表差し舵の遠隔操作方法の変更。ロープを引くだけで上下可能。

表差し舵の遠隔操作方法の変更。ロープを引くだけで上下可能。
今週は鯛狙いで出船いたしましたが、全く釣れませんでした
ので、表差し舵の改良についてご紹介します。
キャスティングレールを取付た結果、表差し舵の遠隔による
上げ下げは、レールを開閉しなければ操作できなくなりまし
たが、レールに干渉しない範囲で上下できるよう変更します。
これが新表差し舵です。
frontrudder00.jpg
表差し舵の上下の条件として、舵が左右にブレルことなく、
上方向40Cmまでの範囲で可動できるようにすれば問題
ありません。
舵の軸はパイプなので、上下にスライドさせれば良いわけで
すが、左右のブレを止める方法が必要です。
そこで舵の軸を上下にスライドさせても、左右にぶれない
よう、逆U字型の回転できる支持金物を追加しました。
支持金物はΦ22mmステンレスパイプを曲げて作成しました。
本体固定パイプに下部をボルトで接続し、上部は舵の軸に
19mmパイプを溶接し、ストッパーを貫通させて接続、
左右のブレを止め、回転できるようにします。
本体固定パイプはホームセンタの1mm厚のΦ32mm
ステンレスパイプでもともと作っているため、溶接が
難しかったですが、なんとか完成。
舵の近くにロープ固定し、滑車を本体に付けて、ロープを
引くと舵の軸がブレルことなく上下スライドし、支持金物
固定部分を中心に回転させることができました。
仮に脚立に載せて動作確認いたしました。
下ろした状態です。
ロープを引っ張れば、上げた状態になります。
ロープを引く力は非力な私でも難なく簡単にできましたので、
今まで使っていたウインチに接続すれば楽勝ですね。
また、今までの舵は木製合板厚さ15mmで作成、ペンキ
塗装のみでしたので、今回FRP化することにします。
今回はFRP積層するため、厚さ12mmの合板を使用し、
幅71cm×高さ40cmで少し大きくしています。
UF20ボートでは十分止まる大きさで実証済みです。
今回の上下方法では、木製で浮力があると浮き上がる恐れが
ありますので、FRP化しても少し錘を付けて浮力を相殺しな
いといけないと思います。
次回はFRP化作成について紹介します。

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