表差し舵をFRP化に着手しました。ポリエステル樹脂の扱いは初めてで、研磨が大変でした。

表差し舵をFRP化に着手しました。ポリエステル樹脂の扱いは初めてで、研磨が大変でした。
今までは表差し舵のラダー部分は木製で、塗料とシーリング
材で防水をしていましたが、今回、FRPで包み込むように
しました。
FRPで包み込むことにより、防水と強度が増すので耐久性
が良くなります。
グラスマットを使用し、全体は1層のみの積層で支柱との
接続部分のみ2層にして強度を増します。
frontradder01.jpg
まずグラスマットは木板に合わせてカットし、端の部分は
繊維を抜いて少なくし、両面から折重なるようにします。
いよいよポリエステル樹脂に硬化剤をいれ、良く混ぜて硬化
させます。
今回は525mlに対して約1% 5mlの硬化剤を入れ
混ぜます。
0.5gの精度が測れるデジタル計量器を購入しました。
メモリが計量中に0にリセットできるので大変便利です。
よく混ぜてから塗布開始!
ローラーと受け皿、カップは100均で揃えました。
 ポリエチレン容器は樹脂がくっつきにくいので
使いいいです。
さて平面を塗るのはローラーで問題ありませんが、端の
重なる部分はガラスマットが固くてうまく曲がって
くれません。
後で研磨するのでこんなんでも大丈夫でしょう。
そうこうしていると急に固まりだしました。気温が高いので
早いですね。一辺に大量に作ってしまうと、固まって使えな
くなってしまうので小出しに硬化剤を入れるのが良いみたい。
今回ポリエステル樹脂は、インパラフィンで硬化後に
表面が固くなり、ツルツルで綺麗に仕上がりますが、その
ままでは重ね塗りができないので表面研磨します。
しかし研磨が大変でした。
ガラス繊維の飛び散り防止に自作サイクロンクリーナーを
使用しましたが。
吸い込み口を広げてグラインダーの先に噛ませていますが、
すべて吸引できず、かなり飛び散ります。
さらに吸い込み口が研磨作業に邪魔になります。
完全防備はしていますが、やはり手首がチクチクします。
やはり積層するなら研磨不要のノンパラフィンの樹脂を使う
べきでしたね。
何とか研磨終えて第一段階終了です。
短時間でカチカチに硬化しました。
次回はボルト穴とFRPが巻けなかった部分に、ポリパテを
塗り防水、最後に白のトップコートを塗って完成です。

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