表差し舵FRP化完了、上下操作方法も改良しました。

表差し舵FRP化完了、上下操作方法も改良しました。
今週も表差し舵のFRP化仕上げで、トップコートを塗り
完成目指して作業を進めました。
raddercoating.jpg
同じポリエステル樹脂で白色のトップコートを硬化剤を
約1%混入してよく混ぜます。
約300g作成しました。
ローラで塗るだけです。
1回では薄いので、後日乾燥後研磨し、再度2度塗りで完成
です。
トップコートは少し硬化するのに時間がかかるようで、触る
と手跡が着きやすいですね。
作業を急いだため手跡が着いてしまいました。。
次に、ボードを固定する支柱パイプですが、ボードの浮力を
相殺できるよう、パイプ先に約1Kgの鉛を溶かして入れま
した。
先端に鉛が止まるよう、中にアルミ箔を詰め、アルミ箔と
ガムテープを巻いてパイプの穴を塞いでいます。
ボードとの接続はパイプ支柱に溶接した止め金具と30mm
のワッシャでボードを挟みM10ボルトでボードを貫通、
ネジ締めで固定します。
支柱にボード止め金具を溶接したところです。
ボードを取り付けて完成です。
これですべて完成ですが、引き上げ動作試験中に問題発生。
FRP化したためボードが重くなり、1kgの錘とも相まっ
て、引き上げがスムーズにはいかなくなりました。
引き上げロープを引くと、支柱を持ち上げる動作は良いので
すが、ある程度巻上げると極端に重くなり、完全に巻上げる
ことが困難になりました。
思案した結果、良い方法を発見!
これです!
6mmロープを支柱のトップを経由させて引っ張ると、
なんということでしょう!
簡単に巻上げることができるようになりました。
ただ単に支柱のトップにロープを結べばよいと思われるかも
知れませんが、
トライアングルを保っているので、それだけではびくともし
ません。
ロープを支柱の先に通過させているので、引くと下から支柱
が持ち上げられてトライアングルが崩れます。
支柱が上にスライドし、右方向に回転しながら倒れ、
いとも簡単に巻上げることができます。
支柱トップにロープを経由することで、支柱を持ち上げる力
と倒れる力の両方を1本のロープで実現することができたの
です。
素晴らしい!!自画自賛!
ボードを完全に引き上げることができ、またロープで固定
する力も強く、多少の船の上下の揺れでも問題なさそうです。
目からうろこでした。
さて次回はいよいよ船体に取付し、流し釣りで鯛釣りしますよ。
鯛君、もう少し待っていてくれ。

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