ボート生簀底に溜まった海水の排水器具を作成しました。

ボート生簀底に溜まった海水の排水器具を作成しました。
今週も出船いたしましたが、鯛釣れずキス釣りになってしまい
ました。
ので今日は、UF20ボートの生簀底に溜まった海水を排出する、
簡単でサイホンの原理を利用する、排水器具を作ってみました
ので紹介します。
drainage01.jpg
生簀の海水注入口、排水口が船底より若干上部についており、
船を上げても海水が少し残ったままになります。
残ったままでも船内に漏れ出すわけではないので、そのまま
でもいいのですが、精神衛生上良くないし、いちいち汲み出す
のも面倒なので、簡単に排水できるように考えました。
方法として船体の底に穴を開けるのが確実ですが、穴を開ける
のはどうも。。ビルジポンプで汲み出すこともできますが、
もっと簡単にできる方法でサイホンの原理を利用して排水で
きるようにしました。
ビニールホースとステンレスパイプ、座金を組み合わせて
作成いたします。
ステンレスパイプの外径に合ったビニールホースを選択します。
ステンレスパイプは短くカットし、座金に溶接してくっ付け
ています。
さらに水の取り入れ口を座金の一部カットして作成します。
座金部分を底に接着材で貼りつけて完成です。
ホースは船底より少し出るよう少し長めにカットします。
走行中は船底より長く出していると、気泡が出て魚探に影響
するかも知れないので、船内に入れておいて、排出時のみ出
してやる方がいいです。
さて、実際に試してみましたが、なかなかいい感じで排水で
きます。
ホース内に海水が満たされていないと排水できないので、
船を上架する前にホースを確認し、空気が入っている場合
はホース内に海水を注入しておきます。
また排水途中で船が揺れたりして空気が入った場合は
ホースの排水口から水を注入してやるとまた出るように
ります。
この方法は、ホース排水口の高さが取り入れ口より低くないと
出ません。またホース内の水が、最後に少し残りますので、
布などで拭き取りが必要です。
簡単にできて効果ありです。。

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