流し釣り中の船外機停止についての考察・塩害防止対策について

ボートで釣りされているみなさん、流し釣り中は船外機エンジン止めていますか?それとも止めない?
私はエンジン音が静かとはいえ、今まではかなり頻繁に止めていました。特に浅場の鯛釣りは結構エンジン音が影響していると思っています。
しかしエンジン停止により冷却水も止まるため、一瞬にして船外機中の海水が塩の結晶になるのではないかと思うのです。
今まで旧DF50のアノードを見ると、1年間でかなりの塩が出来ていました。

旧DF50のアノード取り換え



いつもボートは陸揚げして、船外機は使用後すぐ真水で洗浄していたはずなのですが、それでもこれだけ出来るということは、やはり流し釣り中のエンジン停止が原因ではないかと思います。
一旦塩が結晶化すると水洗いだけではなかなか取れないようです。
エンジンをDF60Aに新しくした今、寿命を長く保ちたいし。
そこで対策ですが、
①エンジン停止しない。
②エンジンを停止しても、冷却水を流す。
③時々ソルトターミネーターなどのケミカル製品で塩を溶かす。

①はアイドリング状態でガソリン使うので燃費が悪くなる。
②止めても流せる工夫が必要。
③結構費用がかかるし、面倒。

そこで、②の止めても流せる工夫、DIYでやります。。
たまたま、新しいDF60Aは洗浄水を入れる口が新たに付いていますので、ここにポンプで強制的に海水を入れてやれば流れますね。

常時その口にポンプを繋ぐわけですが、逆流が困るので調べたら、「逆止弁」というのがありました。早速ネットで取り寄せしたのがこれです。
右側の雄ネジが丁度船外機の洗浄口に入ります。上側の方からホースで水を送り込みます。つまみは手動でON/OFFも出来ますが常時ONで、自動で逆止できます。また耐熱温度ですが80度まで大丈夫なようです。もう少し高いものの方が安全ですね。
こういうものを常時付けておけば、いつでも海水を一方向に流すことが出来ますね。エンジン停止で自動でポンプON、で冷却水は常時流れますね。
また、タンクに真水を用意しておいて、ポンプを浸ければ海上でもすぐに洗浄できるので便利だと思います。

あくまでも、これは個人的な私の考えからなので、まねしないように。あくまでも自己責任でお願いします。
次回は実際に取り付け、実験してみます。

追記:船外機の仕様で洗浄口は内部に逆止弁が付いているかもしれませんね。ググってみると高馬力の船外機は逆止弁があり、水中ポンプの送圧が低ければなかなか開かないようです。
であればわざわざ二重に逆止弁付ける必要がないのかもしれません。まあ二重にあれば安全ではありますけどね。

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