釣り竿で作る回転自撮り棒、自作で簡単。

そろそろコロナも収束に向かってきましたね。学校、保育所もそろそろ再開しているところもあるようですが、やっと孫の面倒から抜けて一服できそうで、釣行も再開できそうです。

さて、ボート釣りの撮影で、固定カメラを手持ちで撮影していましたが、離れた位置からボート疾走シーンも含めて撮影するのは無理でした。
ドローンであれば最適なのでしょうが、操縦しないといけないし海に落ちそうなので、やはり長い自撮り棒があれば良いかなと思い、回転する自撮り棒を作ってみました。

普通よくある自撮り棒はカメラが棒に固定されているもので、手持ちで自分を撮影するなら問題ないですが、ボートに固定して撮影しようとすると、ちょっとカメラの向きを修正したり、回転させようとすると、カメラをいちいち手に取って向きを変える必要があります。
そこで、釣り竿の先にカメラを付けて、ラインで向きを変えてやれば難なく出来そうなので、やってみました。
これです。
竿先に不要になったスプールを回転できるように取付しています。

釣り竿は不要になったものを利用し、特にサーフの投げ竿が穂先も太くて頑丈なので、これを使いました。


穂先とスプールの接続は、ステンレス板と幅広ワッシャを溶接で金具を作っています。穂先の直径に合う穴を開けて、差し込んで接着しました。
スプールとの接続は6mmボルトと二重ナットで固定しますが、少し緩めに固定し、軽くスプールが回転できるようにします。
スプールの内側にラインを1回半以上巻き付けますが、滑り止めに下地に輪ゴムを巻いてから巻き付けます。ラインはPEラインの5号を付けています。

手元の方も不要のスプールを付けて、回転できるようパイプクランプのボルトに付けています。


この2つの回転するスプールにPEラインが巻き付いて、手元を回転させると先も同じように回転します。原理はベルトプーリーと同じですね。

問題はPEラインをどう繋ぐかです。直接結んでも竿の弾力で曲がったりし緩みます。調整が難しです。そこで、接続点をウキ止めゴムを通して、楊子で止めて、片方のラインを引けば調整できました。ビーズが付いているのは、糸抜け防止のためです。

早速これで試し撮影しましたが、意外とうまく撮影できました。
この様子はYoutube動画サイトに掲載してますのでご覧ください。



さて、6月は船舶定期検査もあり、検査前に色々事前チェックしておかなければいけないので、忙しくなりますね。またそろそろ新船外機にして1年なりますので、逆止弁による船外機洗浄も撮影しながらアノードもチェックしたいです。