ブロック天端ボーダーライン仕上げ、DIYしてみました


ブロック上にフェンス設置する場合、ブロックの天端はモルタルでブロックの穴を塞ぐだけの仕上げが多いのですが、それだとブロックとモルタルの接着部分がギザギザで綺麗に仕上げるのが難しいので、ブロック上にモルタルを嵩上げしてボーダーライン仕上げに挑戦してみました。

ブロック上の両サイドに木枠を配置しなければなりませんが、どうブロックに固定するかが問題です。特にブロック幅(12cm)より狭い間隔(80mm)で設置することから、単に板をクランプで挟むのも難しい。挟める構造にするのも大変で、クランプも数がいります。

よく考えてみると、化粧ブロックの継ぎ目は突き合わせ工法のため、モルタル目地がないので隙間があります。ここに釘が打てそうです。

木材(9✖15✖1820)はホームセンターで製材された真っ直ぐなものを購入。
幅80mmの平行間隔を開けて釘で止めて木枠完成。ブロック継ぎ目の隙間の大小はありますが、釘の太さを替えるとうまく固定できました。

この木枠の中にモルタルを入れます。木枠の隅々までいきわたるように丁寧に押さえます。

翌日木枠を外して完成です。木枠は1本1820mmと短いので、20m貼るのに20本以上いりますが、20本も真っ直ぐなものがなかったので、使いまわししており、モルタルが固まったら外して再接続のため、どうしてもモルタルが均一にくっつかないのが欠点です。一度に全長仕上げるのがいいです。

何とか20m終了しました。しかし、残念ながら表面にひび割れが2か所発生してしまいました。


コンクリートは硬化するときに収縮するため、強度の弱い部分は引っ張られて割れてしまいます。特にセメント量が多い場合や水が多い場合は割れやすいようです。今回は硬めにモルタルを練りましたが、やはりひび割れが出ました。モルタルの厚さが薄い施工も原因だと思います。固まる前にコテで押さえておけばよかったかもしれませんね。

硬化後ひび割れにモルタル擦り込んで修復試みましたが、遅すぎた。完全には修復できません。

それでも全体的にはうまいったと思います。この様子は以下Youtube動画サイトに掲載しましたのでご覧ください。