表差し舵にエレキをドッキングさせるその12、DC24Vモーター駆動用Hブリッジ回路作成。

表差し舵にエレキをドッキングさせるその12、DC24Vモーター駆動用Hブリッジ回路作成。
急に気温が上がってきて、鯛ラバー釣りももう少しかな。
今週は工作の続きで、MOSFETによるHブリッジ直流
モータードライブ回路作成しましたので紹介します。
基板上に24VDCモーター駆動用と24Vソレノイド駆動用の
2回路分作っています。
ソレノイド駆動は通常Hブリッジは不要ですが、自己保持
ソレノイドで解除する場合、抵抗を入れた逆極性接続する必要
からHブリッジ回路を使用します。
Hブリッジは何回も作成しているので、慣れてきました。
今回はMOSFET PchとNchを使い構成しました。
次図はDCモーター駆動用Hブリッジ回路で上部はPch、下部
がNchです。
Pch側は回路構成上斜め下のNch側とペアで電流を流しま
すが、入力極性を揃えるため、Pch側に2N7000のFET
を入れて極性反転させています。
当たり前ですが、両方同時に信号を加えたり、信号が重なると
大きな短絡電流が流てFETが壊れますので注意が必要です。
パワーMOSFETは、たまたまPchはIRF9204、
NchはFKI06051のがあったのでこれを使いました。
IRF9204は40V74A、FKI06051は60V
69AでDC24V、1A程度のモーターでは充分余裕です。
ただし、Nch、PchともMOSFETの入力ゲート電圧が
5Vでは動作しないので、10V以上に上げる必要が出てきます。
そこで、フォトカプラを入れてゲート入力電圧を12Vに
上げることにしました。
フォトカプラを入れることで、5V側と24V側の電源を分離
することができて、複数バッテリーを使う場合、配線の取り回し
が容易になることや、故障の場合に影響を少なくすることが
できるなど利点が多いです。
フォトカプラの写真は次回紹介します。
まだフォトカプラを入れて動作確認はしていませんが、問題
なく動きそうです。
さて次回はリモートコントロール部を作成予定です。

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