自作ホイールバランサー完成、単管ベースパイプにベアリングとシャフトを入れてうまく動きました。

自作ホイールバランサー完成、単管ベースパイプにベアリングとシャフトを入れてうまく動きました。
今週もタイヤ交換ホイールバランス調整の続きです。
単管ベースパイプの内側にベアリングとシャフトを追加しました。
シャフトは外径12mm、長さ50Cm、ベアリングは単管
ベース内径37mm、内径12mmに合う物を選んでいます。
ベアリングがずれないようにアルミテープを隙間に一部貼っ
ています。
下方の小さいボルトは単体バランス調整用のため付けています。
早速、台に載せて回してみます。
台には2ヶ所ベアリングが収まる凹みを付けて安定させています。
ベアリングとシャフトのお蔭で、とてもスムーズに回ります。
バランスもいいようです。
しかし、ここで問題発生。
途中でホイール軸とバランサー軸が合っていないことに気づき、
それまで測定したものが台無しに。。
初めからやり直す羽目に。
原因は軽バンのハブボルトとホイール穴はなんと12mmで
した。
旧型車が10mmで現行は12mmになっていたようで、
バランサーは10mmボルトで作っているので、ホイールを
入れると若干の遊びが発生。軸がずれてしまいます。
よく測ればよかったのですが。。後の祭り。。
仕方なく、軸を合わせる方法を考えます。
ホイールのハブ径(56mm)とバランサーの軸を埋める
スペーサーを作って入れる方法がいいようですが、
旋盤もなく、作れません。
なにか代用できるものがないか探しているとありました。
これです。100均の醤油差し。
この蓋の部分を使います。
醤油さしの蓋部分。プラスチックですが分厚くて、しっかりして
います。100均で買ったものですが、偶然使わなかったもので、
蓋の外径が55mmでハブ径が56mmなので近く、使えそうです。
注ぎ口の部分はカットして滑らかにし、内側にベアリングを
入れますが、内径が37mmでこれまたベアリングの外径に
ぴったりはまりました。
蓋上部側は12mmの穴を開けてシャフトを通し、スペーサー
にしました。
ホイールを組む時にこれをハブの中に入れて調整します。
M12ハブナットは食い込み、位置調整できませんので除けて、
ネジ締め調整できるよう普通のナットで締めています。
考えてみればM10ボルトで作ったので、調整ができるという
ことで、もしM12で芯がずれていたら調整不可となっていた
ので、不幸中の幸いというところでしょうか。
さてこれで最初から取り直しです。
測定は簡単、軽い部分に錘を打ち込んで無事終了。
後日一般道で走行テストしてみましたが、全く問題なくハンドル
のブレもありませんでした。
高速道路を頻繁に走ることもないので、これでもよいでしょう。
この自作ホイールバランサーの動作をYoutubeに載せましたので
ご覧ください。

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