車タイヤバランス取り用のハブ作成しました。

車タイヤバランス取り用のハブ作成しました。
今日は軽バンのタイヤ交換の続きで、タイヤバランス取りに
チャレンジです。
ハブはM10の4本ボルトで、10Cmの直交する対角線上に
配置(PCD:100mm)されていますので、それに合うような
物で代用になるものがないか、ホームセンターで探していると、
ありました。
これです。
単管パイプベースです。このベースにボルトを付ければいけ
そうです。
パイプの接合部内径は37mmですので、これ以下の口径の
パイプを通せば出来そうです。
ベース板は厚くかなりしっかりできているので、強度は問題な
さそう。
ベースに穴は開いていますが、間隔が大きく対角線上12cm
ありこのままでは使えませんので、別に穴を開けてもいいので
すが、ベース板の厚さが6mmあり、大変なのでボルトを直接
ベース板に溶接することにします。
M10ボルトの頭の部分をベース板に乗せて溶接します。
ボルトはM10のP1.5です。
バッテリー溶接器で溶接開始です。
溶接にはネジ部分にスパッタが飛ばないよう、アルミテープ
を巻いて保護しています。穴も軍手を詰めています。
ボルトがマーク位置からずれないよう、アルミテープで
半分止めています。
少しずつ点溶接で仮付けして、ボルトの位置、垂直性を確認
しながら、ハンマーで修正して、本溶接を行います。
溶接出来ました。
久しぶりのバッテリーでの溶接ですが、天気が悪く、
湿度が高いせいか、アークが飛びにくくて棒がくっつき、
苦戦しましたが、何とかボルト溶接成功。
見た目は悪いですが、しっかりくっ付いています。
タイヤの重量を支えられればいいので、問題ないレベルです。
さて、このハブにタイヤを組み込みますが、M10の余っている
ハブナットがありません。ハブナットはホイールに食い込んで
締まりますので、普通のナットでは代用できません。
オートバックスでは16個セットがありましたが、4個でいい
ので、さらにホームセンタで探しましたところ、なぜか軽用の
M10がなく、M12の普通車用4個セットがありましたので、
これを先に入れて、ホイールに食い込ませて、その上からM10
ボルトで締め付けて固定しました。
スチールホイールに食い込んでぴったりはまっています。
次に、ハブを回転させるための台が必要ですが、たまたま
先日集塵作業台として使っていたものがちょうど良い
大きさなので蓋を外して使うことにします。
とりあえず単管パイプ径32mmをハブに突っ込み、台の
両端に古いキャスター4個を付けて、回転させてみましたが、
パイプ径も太く、どうもキャスターの摩擦が大きく、回転は
しますが錘の調整関係なしにすぐ止まります。
やはり細めのシャフトにベアリングを芯にいれて、
回転させないとスムーズには回りそうもないです。
次回はパイプからシャフトに替えて、ベアリングを入れてみます。

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