ＦＲＰ研磨のための集塵作業台を作成しました。
このところ寒い日が続いており、１０度以下ではＦＲＰ硬化が
難しいため、しばらく作業を中断しておりましたが、何とか
陽の当たる１０度を超える場所を確保して、作業開始しております。
ＦＲＰ硬化後はどうしても整形のために、ＦＲＰを削る必要が
あります。そのままグラインダーで削ると粉塵をまき散らして
しまうので、今日は集塵作業台を急遽作成しましたので、
紹介します。
これが集塵作業台です。
原理は簡単で、上で削った粉を下の掃除機で吸引するだけ
ですが、途中ビニール袋で密閉されており、上部の開口部
から空気を吸い込むと同時に、粉塵も吸い込みます。
開口部より吸い込み口を見る
吸い込みノズルは塩ビパイプを斜めカットし、網をかぶせて
います。
ビニール袋がノズルに吸い込まれないよう、四方から洗濯ばさみ
で挟んで引っ張っています。またノズル位置も底より少し上に
設置しています。
重く大きい粉塵はそのまま下に落下し、細かい粉のみ掃除機が
吸ってくれます。
掃除機との接合部
ちょうどΦ３２ｍｍのステンレスパイプが入りましたので、
塩ビパイプと接続して固定しました。
研磨作業、いい感じに下に落ちていきます。
開口部が狭い（２００ｍｍ×３００ｍｍ）ため、大きなものは
利用できませんが、今回はこれで十分吸い取れました。
使わない時は蓋ができます
通常の作業台としても使えますので、重宝しそうです。
さて、ソナーのＦＲＰカバー作成も少しずつ進んでおり、
次回続きを紹介いたします。