魚探をソナー化するその6。DCモータ駆動用制御回路の作成。

魚探をソナー化するその6。DCモータ駆動用制御回路の作成。
今週も引き続き自作ソナーの駆動回路を作成しました。
まずはDCモータを5Vのデジタル信号で回転、逆転させる
ために、MOSFETを使用したHブリッジ回路を作成
しました。回路はよくあるHブリッジで4V信号で駆動
するMOSFET、2SK2232、2SJ349を
使用しています。
特にトラブルもなく組み上げて、一発で動作しました。
そのHブリッジを駆動する、信号制御はRSラッチを使い、
回転センサーの信号がトリガとなりその回転位置で正転、
逆転信号を作りだします。
RSラッチはTC4044BPを使っています。
セット信号出力で正転、リセット信号出力で逆転させるよう
片方のみインバータで+側に極性をそろえています。
右側のボリュームは555タイマーのPWM調整用です。
インバータは74HC14、ANDは4073のロジックICを使用し
ています。
セット信号によるモータ正転用信号をLED表示させて確認します。
問題なく動作しています。
リセット信号の確認
これも問題なく動作しました。
回路は簡単で、単体での動作は問題ありませんが、モータに
接続して動作させてみるとうまく動作しません。
モーターを回転させた時のみ、異常動作してしまいます。
どうもDCモータの回転時のノイズが大きく、影響受けて
入るようです。
対策として、センサー信号入力をフォトカプラで絶縁したり、
DCモータ端子にコンデンサを付けたりしましたが、
完全には治まりません。
いろいろやってみて、RSラッチのセット側、リセット側両入力に
0.1μFのコンデンサを入力とアース間に入れてみると、なんと
ピタリと止まりました。
ローパスフィルタの効果があったようです。
かなり手こずりましたが、ついに解決、やったね!!
次に555タイマーとAND回路を入れて、信号をPWM化して
モータ駆動の速度調整ができるようにしました。
さてこれで回転駆動制御回路はほぼ完成です。
次はカウンターを使い、約40個のLED点滅表示回路
を作成いたします。

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