自作キャプテンシートのベアリングが抜ける!改修しました。

自作キャプテンシートのベアリングが抜ける!改修しました。
やはり危惧してたことが起こってしまいました。
前回キャプテンシートのマウントをキャスターの回転部分を
利用して作りましたが、1回の使用で早くもベアリングが抜
け出てしまいました。
casterbearing.jpg
中のベアリングを挟んでいる鉄芯の頭が、上下の偏荷重で遊
びが大きくなって、ベアリングが抜け出てしまいました。
立ったり、座ったりの偏荷重が断続的に掛かる、シート回転
部分には適していませんでした。
ベアリングの回転半径が小さいことも、てこの原理でより
大きな力が加わっているものと思います。


下部は溶接しており、現物は改修不能のため切断、同じ
新キャスターを購入、加工し、新たに付け直します。
再度キャスターの車輪を取り除き、分解、ベアリングを挟んで
いる金具の芯を10mmのドリルで貫通して取り除きました。


代わりに芯にM10ステンボルトを通して、ボルトの頭は
下部金具に溶接して固定します。


下部を支柱に溶接して固定し、ベアリングを載せます。


上部金具を載せて、ダブルナットを締めて改良完了!
写真上部は切り捨てた旧のキャスター部分です。
完全に遊びをなくすことはできませんが、ベアリングが減っ
て緩みが出てもシートを除ければ、締め直す事ができるよう
になります。
芯に支柱をいれて、ベアリングに対して偏荷重が起きない
ような構造に変えることも検討しましたが、工作が難しくな
るので、これで使用してみます。
これに座席を取り付けて改修完了!
少々座席が低くなりましたが、想定内です。


これでベアリングが抜け出ることもないでしょう。
回転はスムーズです。
キャスティングシートも作りたいですね。

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