キャプテンシート作成!座椅子再利用しました。

キャプテンシート作成!座椅子再利用しました。
12月に入り急に寒くなりました。
海も荒れてしばらくは出船できそうにありません。
今日はマイボートのキャプテンシートを不要になった座椅子を
再利用して作成しましたのでご紹介します。
boatseat00.jpg
いままで椅子は、市販の収納ステップで代用していましたが、
シートが脚立用のため回転できず、しかも足が邪魔で不便
でした。
そこで、不要になった座椅子を分解し、回転できるように
溶接加工、再利用いたしました。
まずは不要の座椅子を分解します。


ウレタンの中から鉄パイプの骨組みが出てきます。
座椅子そのままでは、マイボートUF20の狭いスペース
では置けないので、骨組みパイプは、両端カットして小さく
し、ステンレスパイプ19mmで両端溶接補強しました。
今回は自動遮光面を手に入れましたので、溶接が簡単になり
ました。


この面は良くできていますね。手元がはっきり見えてても、
瞬間に遮光し眩しく感じません。
回転基部中心にLアングル材を溶接します。


次に回転部分ですが、市販のスイベルもありますが、大きく、
38mmパイプに取り付ける方法が面倒なので、
丈夫なキャスターの回転部分を利用することにします。


キャスターは耐重量65kgで、パイプ径38mmが収まる
大きさのものを購入し、
車輪部分を外しパイプに挟み込み、接する3か所を溶接します。


キャスターの軸穴は特に使わないのでカットしても良いのですが、
そのまま残して、ボルトを通しています。意味ありません。
次に足の固定部分の補強をします。


シートを支える支柱はステンレスパイプ38mmを約50cm
カット、19mmのステンレスパイプを斜めにカットして
3本溶接して補強しました。
19mmステンレスパイプが1mmと薄いので、溶接はかなり
難しかったです。36Vで1.6mm溶接棒を使用しましたが、
すぐに穴が開いてしまうため、点溶接を繰り返しました。
シートクッションは座椅子のウレタンを剥がし、台座の木板
に合わせて、カットします。


ビニールで包んで防水しています。
カバーは座椅子のものそのまま利用し、タッカーで付け直し
ました。


結構力が入ります。
白のペンキ塗装で完成、溶接跡も目立ちません。


ほぼ満足いく仕上がりで、格安にシートが完成です。


背もたれを降ろします。


背もたれ角度が調整できます。回転もOK!素晴らしい!!
ただキャスターの回転はいいのですが、遊びがあり
若干椅子が上下にぶれます。まあこれも座りやすい
ととらえることで気になりません。
後は船に載せるだけですが、しばらくは取付しないで
使用してみます。なにせ狭い船内ですから。
今後もバッテリー溶接機で今までできなかった、
色々な工作に挑戦したいですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする