初めての熔接に挑戦、暗闇では難しいです。自動遮光溶接面にすればよかった。

初めての熔接に挑戦、暗闇では難しいです。
自動遮光溶接面にすればよかった。
以前から溶接ができれば、工作のレベルが上がると
思っていましたが、今回思い切って溶接機を自動車用
バッテリーで自作し、挑戦いたしました。
38B19Lを3個直列で36Vにしただけです。
batteryyousetsuki00.jpg
過放電を繰り返しますので、本当はディープサイクルバッテ
リーの方がよさそうでしたが、格安の自動車用バッテリーに
しました。どこまで耐えるか疑問ではあります。
バッテリー端子両端にブースターケーブル(100A)用を付
けています。
溶接棒(ステンレス低電圧用2mm)はブースターケーブル
付属のワニグチクリップ先端を少し曲げて接触面を多くして
挟んでいます。


バッテリーはコンパネで作成したBOXの中に異極性を接近収納し、
直列接続部分はアルミ板でネジ止めし、片方が抜けるように
しています。このアルミ板の入差により36Vから24Vの電圧
変更も容易にできます。


また充電用ケーブルは充電電流が大きくない(3A程度)なので
普通の銅線で+-を個別取り出しいたしました。
さていよいよ溶接開始です。
たまたまステンレスのレーキが壊れていましたので、これを
ステンレスバーで補強、溶接することにします。


溶接面をかぶり、


黒いガラスを降ろすと、真っ暗です。何も見えません。。
溶接場所が見えません。。
恐る恐る近づけてみると、光りましたよ!!感動!
うまくアークが飛んでいます。
しかし溶接場所とは違うところで?穴が開いてしまいました。
。。*^¥^;
ステンレス板は1mm厚ですから、瞬間で溶けてしまいました。
やれやれ、先が思いやられる。やはり少し高くても自動遮光
溶接面にすれば良かったですね。ホント後悔。
感に頼りながら、まあ何とか終了。機能的には問題なさそう。


 補強のステンレス材2mm厚も簡単に溶けてしまいました。
グラインダーで削り、磨き入れて少しは綺麗になりました。


さて、5、6秒の溶接を数回繰り返しただけですが、
バッテリーの容量も小さいので、すぐに減ってしまいます。
自動車用なので完全放電は出来ません。
休み休み充電を繰り返します。
少しの溶接ならこれで十分いけるでしょう。
最後に、バッテリー溶接機は取扱い方を間違えると大変な事
になります。
過放電や充電時には水素ガスが出ます。
ので火気厳禁は勿論、バッテリー接続時の火花をとばさない
よう注意が必要です。
充電器も接続後電源入れるようにしています。
バッテリー溶接機使用はあくまでも自己責任でお願いします。

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