電動リモコンを船体に戻し再調整。モータ回転速度可変により操作性がUP!

電動リモコンを船体に戻し再調整。モータ回転速度可変により操作性がUP!
今週は電動リモコンを船体に戻し、再調整いたしました。
今回はPWMによるモータ回転速度調整、正逆転可能
となったことにより、操作性が良くなりました。
まず、駆動部のケーブル接続。
rimokonsetting01.jpg
LANケーブル芯線に圧着端子で接続するようにしています。
端子間は接触しないよう熱収縮チューブで覆っています。
熱収縮ケーブルはライターで炙ると簡単に収縮します。
制御用と電力用を別して、LANケーブル(8芯)3本を
使用しています。
電力用は4芯を束にして使用しており、かなりの電流に耐え
そうです。


LANケーブルは屋内用なので、露出しないよう塩ビパイプ
の中を通しています。
次に制御部、操作表示パネルの接続です。
これが裏側です。


線がぐちゃぐちゃになっていますが、これでもちゃんと繋がって
います。
接触不良にならないよう、注意して端子に接続しました。
次に5V制御部電源の放熱器の取付です。


端子BOXの裏側にタップビスで取付しました。
操作表示板が斜めになるよう、BOXを取り付けています。
さて、ケーブル接続が終わりいよいよ電源ONです。
うまくLED点灯し、問題なさそうです。
下部の緑ボタンがスロットル制御ボタンです。
スロットル制御はクラッチ ニュートラル位置、フォワード位置
のみ制御できます。(上部の緑ランプ点灯でニュートラル)
スロットルボタンONでLOW→HIGH位置へ少しずつ逆転し停止、
HIGH位置でそれ以上回りません。
(下部の青ランプはLOW位置、HIGH位置で上部赤ランプ点灯)
一番下のスイッチはスロットルをリセット(LOW位置に戻す)
するときに使います。
※詳細説明は後日ホームページにUPいたします。
早速、試運転してみました。
向かって左側が船外機クラッチ制御クランク、右側が船外機
スロットル制御クランクです。
クラッチ回転に対し、スロットル回転は逆回転し、電磁ソレ
ノイドによる切り替えがスムーズになりました。
船外機クラッチ制御のセンサー位置調整に手間取りましたが、
なんとかうまくいきました。
やはり船外機のクラッチ動作負荷が均一でないため、負荷が軽く
なりすぎるとモータが回りすぎてしまい、停止センサーを通過
してしまいます。PWMによるモータ回転速度と、停止センサー
位置の折り合いを調整するのが難しかったです。
DCモータのON、OFF以外に、Hブリッジでブレーキ動作させる
ようにすれば問題完結しそうですが、回路が複雑化するので
今後の課題ではあります。
スロットル制御の方は負荷が一定で問題ありません。
次回は海上での試運転を再度やります。
その状況は後日動画でまとめてUPいたします!!

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